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形のまとめ方には上図のように、大きく統一と変化があります。
三の横画を同じ長さで同じ 間隔にすれば、統一はとれますが変化がありません。
それで右側のように長さとそり具合を変化させ、間隔はそのままにして統一感も残すようにします。
漢字はどちらかといえば、変化の法則より統一の法則が多いようです。
「相譲相避」(そうじょうそうひ)
漢字の字画には点や斜めの字画など、長短入り混じって組み立てられています。そんなときは、点画が互いに触れてぶつかったり、離れすぎるとまとまりを失います。
人間社会のルールに似て感心します。
「均間」(きんかん)
同じ方向の字画が何本かあった場合、その間隔がそろうと安定します。 |
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中心を揃える
文字の中心線を想定して配置するとよくまとまります。
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概形を考える
漢字は正方形や矩形、菱形、円形等、概形等、全体感を考えて点画を配置するとよくまとまります。
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点画を揃える
同じ方向の字画が何本かあった場合、その間隔をそろえます。
「均間」といいます。 |
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空きを平均化
点や斜めの点画など互いに触れあわぬようにします。「相譲相避」といいます。 |
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