
どの線質が右の古典かを考えください。
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点画は書風の根本です。このように筆使いによる点画表現によって、結果的に形も違い書風が生まれます。
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鄭文公碑(ていぶんこうのひ)
真上からトンと下ろし、節をつけるように波をうって送筆する。線は細く全体の太さは変えない。
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皇甫府君之碑(こうぼふくんのひ)
点画の代表です。線質はきびしく、右上がりで形が引き締まっています。 |
比丘道匠造像記(びくどうしょうぞうぞうき)
起筆は左方へ突き当て、きびしく力強い感じ。のみで刻んだような書き方です。 |
建中帖(けんちゅうじょう)
軽やかに下ろし、少し太めにたわみと膨らみがあり、はねは短いです。 |
雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)
起筆は遠いところから、送筆はゆっくりたわませている。動きが豊かで広々とした空間があります。 |
孔子廟堂碑(こうしびょうどうのひ)
筆の下し方が静かで、穏やかに運筆し終筆は小さく押える。表向きは穏やかだが、線の中に力がこもっています。 |
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