♪白鳥 (サン=サーンス) WAVEファイルが再生できませんでした

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点画の基本 統一と変化 文字の配置


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線質と書風

書風と線質の回答

どの線質が右の古典かを考えください。

上の線をクリックすると回答がでます


点画は書風の根本です。このように筆使いによる点画表現によって、結果的に形も違い書風が生まれます。

鄭文公碑(ていぶんこうのひ)

真上からトンと下ろし、節をつけるように波をうって送筆する。線は細く全体の太さは変えない。

皇甫府君之碑(こうぼふくんのひ)

点画の代表です。線質はきびしく、右上がりで形が引き締まっています。

比丘道匠造像記(びくどうしょうぞうぞうき)

起筆は左方へ突き当て、きびしく力強い感じ。のみで刻んだような書き方です。

建中帖(けんちゅうじょう)

軽やかに下ろし、少し太めにたわみと膨らみがあり、はねは短いです。

雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)

起筆は遠いところから、送筆はゆっくりたわませている。動きが豊かで広々とした空間があります。

孔子廟堂碑(こうしびょうどうのひ)

筆の下し方が静かで、穏やかに運筆し終筆は小さく押える。表向きは穏やかだが、線の中に力がこもっています。